だから、笑って。



しばらくすると里沙はたくさんのパンを抱えてやってきた。



どうやら私の分も買ってきてくれたみたい。




「ふぅー。とりあえず特大焼きそばパンゲットだぜ!」


そう言って里沙は得意げに焼きそばパンを見せてきた。



うわー!やっぱり大きいな・・!


この学校に通ってなんやかんや二年目に突入したけれど、この幻のパンを見るのは初めてのことだった。



「この中から好きなの選んでいーよ!あとは夜練に持ってくから!」


里沙はパンの袋を私の前にずいっと差し出してきた。





「じゃあ、メロンパンにする!」

私は手前のメロンパンを掴んだ。