「おはよう」 「……高橋」 毎日のように来る高橋は 友達にちゃんと会ってるんだろうか。 たまに平日なのに私服のときもある。 だけど指摘が出来なかった。 高橋も私から離れていったら? 例えそれが友達への裏切りだとしても 私はそれは選びたくない。 「……ねえ」 「ん?」 「雪だね」 「……うん」 口数が減ったのは もうそれに慣れてしまったから。 「ごめんね」 「もう、いいよそれは」 「ちゃんとご飯食べてる?」 「こっちのセリフ」 「……うん」 彼も、私と同じぐらい痩せていた。