「おめでとう、入坂雄大くん。
君は3人目の被験者に選ばれたよ。」
そう言いながら拍手を続ける白峰咲良のお父さん。
被験者………?
3人目……?
何を言っているのか、どうして拍手しているのか。
私には到底理解できなかった。
「あ、そうか。まだ何も話していなかったね。私は脳の研究をしていて、その中で【ある実験】をしているんだ。
その実験の内容は………
【人の記憶を操作すること】。」
ドクンと自分の心臓の音が大きく聞こえた。
記憶を操作する……?
そんなこと可能なことなの……?
「その様子じゃ信じてないみたいだね。
でも実際に君自身が記憶を変えられてたじゃないか。」
白峰咲良のお父さんが私をじっと見つめた。



