「そっか……。 でも、貸してくれてありがとう。」 今度は寺内の目を見て言った。 寺内も私を見ていたが、すぐに視線はそらされた。 「別に、お前のためじゃねぇよ…。」 そう言った彼の顔が、心なしか赤くなった気がした。 あれ、寺内顔赤い…? きっと私の気のせいだと思い、また単語帳に視線を落とした………。