「不釣り合いだったのは、彼女ではなく私だったようです。」 強がっているわけじゃない。 本当にもうこれでいいのだと、 そう言い微笑む彼女に誰も言葉が出なかった。 ……あぁ、本当に空気の読めない狂気だこと。 「くっ……!!」 「ヘレン!!」 突如再来した痛みに倒れそうになるも、 王子の差し出してくれた支えでなんとか持ちこたえる。