「そんなの許しませんわ!身分が低い女……許せない!」 ソファーから身を乗り出してそう言い続ける彼女は、 王女とは思えないほど興奮し、ヒステリックになっている。 ……なんとも面倒な展開だ。 呆れた気持ちを顔に出すような粗相はしないけど、 さすがにはしたないというか。 まぁ、私がここまで落ち着いていられるのは王子が堂々としてくれているからよね。 「どこにいますのその女は!?」 「この部屋にいるが?」