please tell me...



「…おい、お前ら後で呼ぶから出て行け」

「え!」

…しまった!!

邪魔だなあーなんて考えていた私の気持ちが
伝わったのかと思うほど

タイミングよく、店長と副店長に

出て行くように指示を出した優也さん。


「かしこまりました!!…椿、よろしくな!!」とかなんとか言って部屋を出て言った。



ーシーン

「これでいいのか?」

「…え?」

「お酒。気を使うな。なんでも飲め」


…ああ。お酒か…。

焼酎が飲みやすい。というか、ハイペースで飲める。

「はい、いただきます」

しっとりと微笑めば、優也さんも不敵な笑みを浮かべた。