そっぽを向いてしまった先輩にムーっとする。 ちぇっ。 その後の言葉、聞きたかったな。 「……じゃあ、私帰ります!バイト頑張ってください!」 大学の課題もあって、バイトもしてて。 そりゃあ、疲れて眠くなることもあるし、忙しくもなるよね。 先輩と私がいる環境は違うんだし!ちゃんと理解しなきゃ! 「小春」 手を振って、先輩に背中を向けた時、名前を呼ばれた。 不思議に思って振り返ってみる。 「今日の夜、そっち行くから。だから寝んなよ」 「え」 先輩の考えてることが、たまに分からない時もある。