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葵くんから、期間限定の彼女を終わりにしようって、言われた。
そりゃ、私だってこの関係がずっと続くとは思ってなかったよ?
3ヶ月後には終わるって、分かってた。
でも、展開が急で、頭が追いつかない……。
「華子っ、どういうこと?どうして終わりにしようって……」
「わ、私にも分からないの」
知らない間に、無意識に、葵くんにとって嫌なことをしちゃってた?
それとも、私自身に嫌気がさした?
「うっ、陽菜ちゃ、」
「あぁっ!泣かないで……!」
ポロポロと涙を流す私を見て、陽菜ちゃんは慌ててハンカチをポケットから出した。
トイレに来ておいて正解だった。
だって泣いてる姿なんて、誰にも見られたくないもん。

