そう言って走り出した俺らはランニング5キロを12分で終わらせた。
ー12分後
「はぁっ…はぁ……遼早っ…すぎ…。。」
そう言いながらついてこれる真琴はさすが元陸上部だな
「よし、うってくるわ。」
そう言って俺はもうランニングを済ましてシュート練習してる先輩たちの元に向かった。
「おっ、遼遅れてくるの珍しくね?」
そう言って話しかけてくれたのは
佐藤先輩だ。
「あー、ちょっと考え事してて…。」
「ほーん?あ、さっき颯太に怒られてただろー。」
颯太とは部長の名前だ。
「はい。また大聖は部長にしごかれてますがね」
なんて思わず笑った俺
そんな俺をみて佐藤先輩が、
「遼やっと表情が和らいだな。
うしっ!やるぞ、シュート練習」
そんなに俺、思いつめた表情してたか?
自分では自覚ないけど…こんなに言われるんじゃそうとう眉間にしわがよってたのかもな。
今は部活に集中しないと
大会近いし
そう思って俺は
「うっす!」
と、気合の入った返事を返した。


