「一目惚れしたっ!つっ…付き合ってくれ!!」






はぁ…ここに入学してから何度目?





一目惚れって…。







しかも人気の少ないベタな体育館裏という…。




そもそも申し訳ないけど…名前すら知らないし。。











まぁ、気持ちは嬉しいけど

「ごめんなさい。あなたの気持ちには答えられない、けど好きになってくれてありがとう」






いつもはこれで終わる。





今回もこれで終わるかと思いきや…








ーガシッ




「いや、なに…言ってんの?俺をふるのか……??ありえない。おかしい!!」




気づくと私は両腕を壁に押し付けられ、身動き取れない状況になってしまった。