女の子はもしかしたらこの人は、魔法使いかもしれない、と思いました。


心の声がわかるのは、魔法使いくらいだもの。


(サーカスの人たちに嫌われてしまったの)

「そうなのかい」

(おじさんは魔法使い?)

「そうだよ」

(心の声がわかるのね)

「そうだよ」