❀ お嬢様華伝 ❀

「じょあ、中川村長が…“村長”じゃなかったらいいんですよね?」


意味深なあたしの発言に、村の人たちも、中川村長自身も首を傾げる。


「どういうことかね…麗ちゃん?」

「それは…、こういうことですっ!」


あたしは、凛ちゃんに視線を送った。


すると凛ちゃんは、持っていたバッグの中から、分厚いファイルを取り出した。


「中川村長、見てほしいっちゃ」