❀ お嬢様華伝 ❀

「村の人たちは、リゾート開発なんかに賛成していない!」


あたしのキッパリとしたその言葉に、緩んでいた村長の顔が変わる。


「…なるほど。ただ…賛成していなくとも、村長の私が決めたことは、村の意見だっ。村人たちが、とやかく言う権利はない」

「おっしゃる通りです。夕霧島の村長の決定事項は、“絶対”ですから」

「だったら、麗ちゃんもわかるだろ?ここで私になにを言ったって、すべて無駄ー…」