❀ お嬢様華伝 ❀

なにも悲しむことはない。


…だって。

きっとまた、飛鳥に会える日がくるんだからっ。



その夜の出来事を、バロンに帰ってみんなに話した。


「よかった!俺たちがしたこと、無駄なんかじゃなかったんだ!」

「だったら、早く飛鳥を助け出さないとなっ」

「リーダー不在だと、全員をまとめるのが大変だからね」


やるべきことが見えて、みんなの顔も活き活きとしていた。