❀ お嬢様華伝 ❀

「飛鳥だって、なんであたしの島のことで、そんなに無茶しようとするの…?」


そのあたしの問いかけに、飛鳥は耳元でフッと笑った。


「バカか、お前は。そんなの、仲間だからに決まってんだろ」


そう言って、飛鳥はあたしの頭を撫でた。


その優しい“バカ”に、あたしも思わず笑みがこぼれた。


「…なぁ、麗」

「なに…?」

「1つだけ…、わがまま言ってもいいか…?」