❀ お嬢様華伝 ❀

あたしがそう言うと、飛鳥の表情が変わった。


「…もしかして、全部…聞いたのか?」


真剣な表情で、まっすぐあたしを見つめる飛鳥。


「うん…。聞いちゃった」


あたしは、小さく呟いた。


「なら、わかるだろ?こうすれば、すべてが丸く収まるんだよ。お前の島のことだって、なんとかなりそうだし」

「でも…!飛鳥1人だけで、背負い込めるような問題じゃないよ…!」