❀ お嬢様華伝 ❀

「…で、いつから盗聴してたんだっ?」

「1週間前…」

「へ〜。全然気づかなかった」

「…ごめん。こんな勝手なことして…」

「べつに怒ってなんかねぇよ。けど、俺の家の会話なんか盗聴しても、おもしれぇ話なんて聞こえてこなかっただろ?」


…確かに、おもしれぇ話は聞こえてこなかった。


けど…。


「飛鳥が1人だけで、すべてを抱え込もうとしているのはわかった」