❀ お嬢様華伝 ❀

飛鳥のお父さんは、あたしの頭にポンポンッと手を置いた。


「では、中川村長。わたしはこれで…」

「はい、ありがとうございました!また近々、打ち合わせに参ります!」


お辞儀する中川村長に見送られながら、クルーザーに乗り込む飛鳥のお父さん。


それに続いて、あたしになにも言わずに乗り込もうとする飛鳥。


その態度に、あたしは思わず飛鳥の腕を引っ張った。