❀ お嬢様華伝 ❀

「ああ!父ちゃん、母ちゃん!」


あたしは、父ちゃんと母ちゃんに手を振るが…。


「そんなことは、どうでもいいっちゃ!」


ど…どうでもいいって……。


「麗も今から、公民館にくるっちゃね!」

「…公民館?」

「とにかく、急ぐっちゃ!」


娘が帰ってきたにも関わらず、「おかえり」の一言もなしに、あたしは父ちゃんと母ちゃんに連れられて、村の公民館に向かった。