「なぁ、麗」
飛鳥が急に、あたしに顔を近づけてきた。
「…なっ、ななななな…なにっ…!?」
「いや…。なんでそんなに動揺してんだよ」
動揺するに決まってるっちゃ…!
…むしろ、なんであんたはいつも通り平然としてるっちゃ!
「あのさ、左頬が腫れてるんだけど、なんでか知らねぇか?」
…は?
それは昨日、キスされた拍子にあたしが思い切り、右手で平手打ちしたからで…。
飛鳥が急に、あたしに顔を近づけてきた。
「…なっ、ななななな…なにっ…!?」
「いや…。なんでそんなに動揺してんだよ」
動揺するに決まってるっちゃ…!
…むしろ、なんであんたはいつも通り平然としてるっちゃ!
「あのさ、左頬が腫れてるんだけど、なんでか知らねぇか?」
…は?
それは昨日、キスされた拍子にあたしが思い切り、右手で平手打ちしたからで…。



