❀ お嬢様華伝 ❀

「…あら?そちらの方は?」


そう言って、桜子はあたしの後ろにいた飛鳥に目を移した。


「…ああ。こっちはー…」

「はじめまして。麗さんのお友達の飛鳥と言います」


あたしが説明する前に、まさかの飛鳥から自己紹介をした。


…しかも、意外と礼儀正しく。


「まぁ、そうでしたの!麗さんの学校以外でのお友達、初めてお目にかかりましたわ!」

「いつも麗がお世話になっております」