❀ お嬢様華伝 ❀

「みんな、逃げー…!」

「待てって、言ってるでしょーが!!」


あたしは、男が部屋のドアを開けた瞬間に馬乗りになった。


…そのまま、部屋の中へ。


さっきまで、電気のついていない暗がりにいたから、部屋の明かりに目がついていけない。


一瞬眩しくて目をつむり、徐々に目を開けてみると…。



「…あら?麗さん、ご機嫌よう」


なんと、ソファーに座ってくつろいでいる桜子の姿があった…!