❀ お嬢様華伝 ❀

「飛鳥…!?」


…ウソ。

なんで、飛鳥がここに…!?


…もしかして、あたしを庇って?


でも、さっき飛鳥…。


“ただし、お前になにかあったとしても、助けてなんかやらねぇからな”


って言ってたくせに…。


なに、あたしを庇ってケガしてんのよっ…。



「くっ…!」


痛みで、膝をつく飛鳥。


そんな飛鳥を目の当たりにして、思わず目の奥が熱くなった。