❀ お嬢様華伝 ❀

もしかして、折れちゃったかな?


なんてことを、ぼんやりと考えていた。


…って。

あれ……?


殴られたはずなのに、痛くない。


金属バットって、意外と柔らかったりするのっ?


あたしは、恐る恐るギュッとつむった目を開ける。


そして、目の前に飛び込んできたのは…。



「…ったく。油断してんじゃねーよ…」


なんと、頭から血を流す飛鳥の姿だった…!