❀ お嬢様華伝 ❀

手を振る凛ちゃんに見送られながら、あたしと飛鳥はマンションの部屋のドア付近へ。

紫恩と蛍は、裏のベランダの方へまわり込んだ。



「…いいか。俺が3つ数えたら、ドアを開けるぞ」

「りょーかいっ」


あたしは、飛鳥に向かって親指を立てた。


そして、飛鳥がゆっくりと息を吸う。


「3…、2…、1…」


…ガシャン!!


「覚悟しなさい!犯人共!」