❀ お嬢様華伝 ❀

もちろん、桜子を自分の手で助け出したいという思いも強かった。


1人でできるものなら、なんとかしようとも考えてたし。


「誘拐犯のヤツら、まとめて捕まえてやるっちゃ!」


言っても聞かないあたしの姿を見て、飛鳥はため息を吐いた。


「…わかったよ。好きにしろ」


呆れた様子の飛鳥。


「ただし、お前になにかあったとしても、助けてなんかやらねぇからな」