❀ お嬢様華伝 ❀

「ウランちゃんは、詰めが甘いんだよ。やるなら、2人同時にやらないと」


暗闇から現れたのは、紫恩だった。


どうやらこの男は、紫恩がやったらしい。


「べつに、逃したわけじゃないんだから!すぐに追いつける距離だったしっ」


言われなくても、わかってますよーだっ。


「でもまぁ、受け渡し時間に間に合ってよかったよ」

「そうだよなー!途中で事故渋滞してたから、危うく間に合わねぇかと思った!」