❀ お嬢様華伝 ❀

凛ちゃんは、ノートパソコンをパタンと閉じた。


そして、マグカップに入ったコーヒーを一口飲む。


「まぁ、一言で言うと……アホだね」


…へ?

ア…ホ…?


「誘拐に足が付くようなレンタカーを使ってるし、調べたら居場所がわかるようなアドレスを使って、麗ちゃんにメールしてくるあたりとか…」

「そうだな。凛だけでこれだけわかるなら、警察庁長官サマなら、瞬殺で逮捕だ」