❀ お嬢様華伝 ❀

それを…たった数分で描いてしまんのだから。


「本物の3億円は無理でも、それっぽい3億円ならどうにか用意できるからな」


そう言って、飛鳥は微笑んだ。


「そもそも、こんな時間に3億円貸してくれだなんて、非常識にもほどがあるぞ」

「非常識っていうか、非現実的だよねっ」

「…うん、ごめん。それは謝る…」

「お前が素直に謝るなんて、気持ち悪ぃよ」


…ったく。