❀ お嬢様華伝 ❀

…ヤバイ。

なんか桜子のこと考えてたら、勝手に涙がっ…。


この4人の前でなんかで、泣きたくなんかなかったのに…。


あたしは背を向けて、涙を堪えた。


…そのとき。


「0時までに、3億用意すればいいんだな?」

「…え」


頭の上で声がした。


見上げると、それは飛鳥だった。


「で…でも、3億だよ…?どう考えたって無理でしょ…そんなの」