❀ お嬢様華伝 ❀

…しかし、暗い部屋からは物音一つ聞こえてこなかった。


もう、夜の8時。

さすがに、外は真っ暗。


誕生日プレゼントに迷っていたとしても、いくらなんでも遅すぎるっ…!



プルルルルル…


あたしは、桜子の携帯に電話をかけた。


もしかしたら…。


『時間を忘れて、お買い物しておりまして…。今ちょうど、レストランでお夕飯を食べていましたの!』