“しれっとした顔で、あたしのスカートの中、撮ってんじゃねーよっ!!”


突如聞こえた、あたしの怒鳴り声。


目を向けると、あたしが布川くんの股間に蹴りを入れているシーンが、スクリーンに映し出されていた。


「改めて見ても、布川痛そ〜…」

「これは完全に、急所を突いてるね」

「このせいで、布川が気絶したんだね」


スクリーンを食い入るように見つめる、蛍と凛太郎と紫恩。