❀ お嬢様華伝 ❀

デスクトップのパスワードは調査済みでも、その中のファイルのパスワードまでは把握できてなかったらしい。


パスワードなんて当てる方が難しいし、それなら布川くんを起こして、脅して聞いた方が早いと思う。


なんて、思っていると…。


「「開いたっ…!」


そんな声が聞こえて、あたしも慌ててパソコンのそばに向かう。


もう無理かと思ったけど、凛太郎はわずか数分で、パスワードを解除してしまった。