❀ お嬢様華伝 ❀

初めの男同様に、さっきの2人の男たちも、仲よく路地裏に寝そべっていらっしゃる。


久々に、いい運動をした。


「キミ、大丈夫?」

「…は…はいっ…」


フェンスにもたれかかって、ポカンとした顔でへたり込んでいる男の子。

その腕を持って、立ち上がらせた。


「…あっ、そーだ!」


あたしはそう呟くと、くるりと振り返って、男のパーカーを漁り始めた。