❀ お嬢様華伝 ❀

「もー!カワイイなんて、そんなハッキリ言われても困るんだけどっ…♪」


…ドスンッ!!


鈍い音が路地裏に響く。


見ると、あたしの足元で男が伸びていた。


…あれ?


…はっ!!

しまった…!!


“カワイイ”って言われたことが嬉しくて、あたしの肩に手を置いた男を、思わず背負い投げてしまっていた…!


…やっば。

こんなつもりじゃなかったのにっ…。