❀ お嬢様華伝 ❀

この選択が、あたしのこれからの学校生活を…大きく狂わすとも知らないで。



「…ごめん、みんな!あたし、用事思い出したから、先に寮に戻ってて!」

「…えっ!わたくしもご一緒致しましょうか?」

「大丈夫、大丈夫!ありがと、桜子っ」


あたしは桜子にそう言うと、執事さんに一礼した。


執事さんもあたしのあとに一礼すると、ゆっくりとリムジンのドアを閉めた。