何度でも、愛を叫ぶ。



ごめんね、と心の中で何度も謝りながら私たちはケーキフェスティバルの会場に足を運び始める。


「わあ、美味しいそう…!!!」


「好きなの、選びな。」


「いいの!?」


わあ、お金足りるかな…。


財布の中にいくら入っているかは分からないけれど、食べたいだけ食べようと心踊らしていた。


「わぁぁぁ!」


ドキドキが止まらない。