「信じていこう。」 「…うん…」 もしものことが、あるかもしれない。 もしかしたら、祐香が助からなくて赤ちゃんだけが助かる可能性だってある。 その逆だって、ある。 治療したからって、必ずどちらも助かる可能性は高くない。 けれど、どちらが助かったとしても。 信じていたことは、無駄なことではないと俺は信じてる。