「…」 そんな彼女に、掛ける言葉はどうしても見つからなかった。 下手なことを言っても、彼女は自分のせいだと責める。 「運命なのかな。」 「…」 「もしも赤ちゃんか、私か、って選択することになったら…少しくらい迷ってもいいけどさ、赤ちゃんを選んでほしい。」 「…赤ちゃんは、私の希望なの。和翔、あなたとの大切な宝物。だから、どうしても生まれてきて欲しい。」