「和翔くんの顔を毎日一番最初に見て、一番最後にも見るの。そうやって、幸せに生きられるって。」 信じていたのに。 どうして…どうして同じなのよ。 「生きる希望があったから、頑張れたのに。今更、どうしろっていうの!?」 「…祐香。」 「私は、嫌よ。治療なんてしない。」 「お腹の子供は、どうする。」 「…産むよ。私の命と引き換えだとしても、この子は守りたい。」