「 ここはね、パパと一緒にお祈りしているところなんだ。」 「へえ、」 「だから、私がお祈りしてあげる。」 ー『お兄ちゃんの悪い病気が、無くなりますよーに!』 そう言って、再び君は、目を閉じた。 それって、人に言って良いのかね。 でも、少女の純粋な気持ちに胸が温かくなる。