何度でも、愛を叫ぶ。



連れて行かれるがまま、俺らは病院を抜け出す。


「…?」


「大丈夫か?出ちゃって。」


「いいの。パパが、許してくれるもん。」


言われるがまま、歩いた先にあったのは。


「ここ?」


「うん!ここだよ!」


一つの小さな教会だった。