パパーン!!! 「おめでとう!!!」 驚いて、辺りを見回すと隠れていた友人と家族が出てきた。 「祐香ちゃん、おめでとう。」 「美里、ちゃん…ありがとう。」 「…祐香。お母さんは、いつでもあなたの味方よ。しょうがないから、あなたを守る役目は、和翔くんにあげるわ。」 お母さんは、いつでも私の幸せを優先してきた。 誰よりも、私の幸せを信じてくれた。