「…これから、辛いこと苦しいこと沢山あると思う。俺、これからも傷付けてしまうかもしれない。」


「そうだね…。」


「だからこそ、俺たちは深い絆を結べると思うんだ。」


「うん。傷つけたからこそ、互いに手を伸ばしていく。そうしないと、何も始まらない。そうでしょ?」


「ああ。幸せになる道は、遠いかもしれない。」


「だから、その道を探していこう。」


「二人でな。」


「うん、二人で。」