「駆くん!!!」 目を覚ましたと同時に、私は叫んで何かを掴もうとしていた。 目は、手術後だからか見えなくて回りは真っ黒だった。 「祐香…!!!」 私の瞳からは、涙がこぼれ落ちていた。 「駆、くん…駆、くん…!!」 夢と現実がゴチャゴチャになっていて、私は無我夢中に彼を追い求めていた。