生きている人からは、角膜の移植は不可能。


つまり、亡くなられた方、且つ目の病気であったり目に傷がない方。


そんな人と、私の結合率が合致しないと後遺症に悩まされるらしい。


「なら、ドナー登録してる人がいるかもしれないな。駆に聞いてみたか?。」


「駆くんと連絡が取れないの。」


連絡しても、既読さえ付かない。


まるで、消えてしまったかのように。