気にするな、何度も言われた。 でも、そんなこと無理だった。 「最近さ、また走ることにしたんだ。趣味程度の事だけどさ、ちゃんと走れるんだ。」 「…」 「選手生命が失っただけで、俺から走ることが消えたわけではないんだ。走ろうと思えば、走れた。それをしてこなかっただけなんだ。」 私たちは、沢山の罪を犯してきた。 沢山の人を傷つけてきた。