「…また、あの子は…。ほんと、バカなくらい祐香ちゃんを好きなのね。」


私と駆くんがリゾートカフェから帰宅する途中、私は疲れて助手席で眠っていた。


その時に、駆くんは一度荷物だけを家に置きにマンションに寄ったときに、和翔くんを見かけた。


何か重苦しい雰囲気を察した駆くんは、声を掛けに行ったときに、美夜さんのことを忠告したという。



『先輩が、少しでも祐香を守りたいなら。美夜から離れるべきです。』


と。