どうしよう…和翔くん。 「行くぞ。」 「…別れても、彼女がいても、幼なじみには変わらないだろ。ほっとけねーだろ。」 駆、くん…。 駆くんは美里ちゃんにお金を渡して、 「これで、会計しといて!お釣りは、要らないから。気にするなら、祐香に渡して、返して。」 私を支えながら、足早にファミレスを後にした。